エアコン取り付けにかかる時間は?1台1.5〜2時間が目安

2026年10月8日|エアコン工事の現場から(運営:フジエアーテクノ)

要点3行

エアいるとは、静岡県富士市のエアコン工事店フジエアーテクノが運営する、エアコン工事専門の見積もりマッチングサイトです(登録業者87社・対応エリア35都道府県・2026年9月時点)。この記事は、その運営者が現場の実例をもとに書いています。

「午前中で終わりますか?」「半日あけておけば大丈夫?」——工事の予約をするとき、いちばん聞かれるのが時間のことです。この記事では、現役のエアコン工事士が運営するエアいるが、取り付け・取り外し・交換それぞれの目安時間と、時間が延びる条件を整理します。予定を立てる前に読んでおくと、当日あわてません。

据付板の取り付けと壁の穴あけ・室内機の設置と配管の接続・真空引き・試運転とリモコンの説明という工事の流れを、時計とともに順番に並べたイラスト

工事別の目安時間

工事の種類目安の時間備考
取り付け(1台)1.5〜2時間標準的な条件の場合
取り外し(1台)30分〜1時間ガスを室外機に戻す作業を含む
交換(取り外し+取り付け)2〜3時間同じ場所に付け替える場合
2台目以降1台につき+1〜1.5時間道具の準備・片付けが1回で済むぶん短くなる
移設(外して別の場所へ)半日〜1日移動距離と階数で変わる

これは、条件が標準的な場合の目安です。標準的というのは、室内機のすぐ下あたりに配管穴があり、室外機はベランダか同じ階の地面に置ける状態のことです。ここから外れるほど、時間は延びていきます。

取り付け工事の中身(1.5〜2時間の内訳)

  1. 設置場所の確認と養生(10〜15分)……室内機の位置、配管穴の位置、室外機の置き場所をお客様と確認します。床や家具にシートをかけます
  2. 据付板の取り付けと穴あけ(20〜30分)……壁の下地を探して据付板を固定します。新しく穴をあける場合はここで。筋交い(壁の中の斜めの補強材)や配線を避けるため、位置をずらすこともあります
  3. 室内機の設置と配管の接続(30〜40分)……配管・ドレンホース・電線をまとめて壁の外へ出し、室外機とつなぎます
  4. 真空引き(15〜20分)……配管の中の空気と水分を抜く作業です。エアコンの寿命に直結する大事な工程で、標準工事に含まれるのがふつうです。見積もりに入っているか確認してください
  5. 試運転と説明、片付け(15〜20分)……冷房と暖房を動かして確認し、リモコンの使い方をお伝えして終了です

見ていただくと分かるとおり、「エアコンを壁に掛ける」作業そのものは全体の一部です。配管と真空引きに時間をかけるのが、長持ちさせるコツでもあります。

時間が延びるのはこんなとき

2階の部屋から1階の地面へ配管を下ろす様子を、はしごを使う職人とともに描いたイラスト

2階の部屋で、室外機を1階の地面に置くとき

配管を外壁に沿って下ろすことになり、はしごを使った高所作業が加わります。配管の長さも伸びるので、標準の条件に比べて30分〜1時間ほど余計にかかるのがふつうです。費用も変わるので、くわしくは2階のエアコン取り付け費用の相場をご覧ください。

化粧カバーを付けるとき

配管をテープ巻きではなく樹脂のカバーで覆う場合、カバーを採寸して切り、外壁に固定していく作業が加わります。長さにもよりますが30分前後は見ておいてください。

壁に新しく穴をあけるとき

木造でも20〜30分は見ます。壁の中に筋交いや配線が入っていると、位置を変える相談が必要になります。モルタル・ALC(軽量気泡コンクリートの外壁材)・タイル・鉄筋コンクリートになると、さらに時間がかかります。穴あけと筋交いの話もあわせてどうぞ。

隠蔽配管(壁の中を配管が通っている)のとき

マンションや新しめの戸建てに多い形です。既存の配管を再利用できるかどうかを現場で確かめる工程が入るため、時間が読みにくい工事です。使えないと分かれば、やり方を相談し直すことになります。→ 隠蔽配管とは

古いエアコンの取り外しも一緒にするとき

交換の場合、取り外しの時間がそのまま上乗せになります。古い機械の配管が傷んでいて、配管ごと交換することになると、さらに延びます。

当日までに準備しておくと早く終わること

工事の時間を事前に知るには

いちばん確実なのは、申し込みのときに現場の条件を伝えておくことです。「2階の部屋」「室外機は1階の地面」「壁に穴はまだない」「カバーを付けたい」——この4つが分かれば、業者はおおよその時間を答えられます。

エアいるでは、AIチャットが順番に質問していくので、この手の情報が最初からそろいます。業者側も時間が読めるため、日程の返事が早くなります。

よくある質問

Q. エアコンの取り付けは何時間かかりますか?

A. 標準的な条件(室内機のすぐ下に配管穴があり、室外機はベランダか同じ階の地面に置く)なら、1台あたり1.5〜2時間が目安です。穴あけが必要な場合や、2階の室内機から1階に室外機を下ろす場合は、これより長くかかります。

Q. エアコンの取り外しはどのくらいかかりますか?

A. 30分〜1時間が目安です。室外機にガスを戻す「ポンプダウン」という作業が入ります。高い場所に設置されている場合や、化粧カバーを外す必要がある場合は長くなります。

Q. 取り付け工事に立ち会いは必要ですか?

A. 必要です。穴をあける位置や室外機の置き場所は、現場で最終的に決めることが多いためです。全時間そばにいる必要はありませんが、作業の始めと終わりには立ち会えるようにしてください。

Q. 1日に何台も付けてもらえますか?

A. 条件によりますが、標準的な取り付けなら1日に数台まとめて行うこともあります。台数が多い場合や特殊な設置が混ざる場合は、日を分けることもあります。申し込みのときに台数を伝えておいてください。

Q. 工事の時間が読めないのはどんなときですか?

A. 壁の中に筋交いや配線があって穴の位置をずらす場合、隠蔽配管を再利用する場合、既存の配管が傷んでいて交換が必要になった場合です。現地を見るまで分からない部分があるため、時間に余裕をもって予定を組んでください。

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※時間はいずれも一般的な目安です。現場の条件・建物の構造・機種により変動します。この記事は、エアコン工事業のフジエアーテクノ(静岡県富士市)が運営するマッチングサイト「エアいる」が、現場経験にもとづいて執筆しています。