ネットで買ったエアコンの取り付け、どうする?失敗しない5つの注意点

2026年9月2日|エアコン工事の現場から(運営:フジエアーテクノ)※実例動画つき

エアコン本体はネット通販が安い——これは事実で、「ネットで買って、取り付けだけ地元の業者に頼む」のは総額を抑えられる賢い買い方です。当サイトのエアコン診断でもこの買い方をおすすめしています。ただし現場では、この買い方ならではのトラブルも見てきました。注文ボタンを押す前に知っておいてほしい5つの注意点をまとめます。

① 先に「工事してくれる業者」を確保する

いちばん多い失敗が「本体は届いたのに、工事を頼める業者が見つからない」。特に6〜8月の繁忙期は、どの業者も数週間先まで埋まります。注文前(または注文と同時)に工事業者に声をかけて、日程の当たりをつけておくのが正解の順番です。

② 「本体のみ」か「配管セット付き」かを確認する

ネットの格安品は本体だけで、取り付けに必要な配管部材が付属しないことがよくあります。配管パイプ・ドレンホース・化粧テープなどの部材は工事業者が用意できますが(部材費は見積もりに含まれます)、「配管セット付き」と思い込んでいると見積もりで「聞いてない」となりがちです。商品ページの付属品欄を確認しておきましょう。

③ 中古品・オークション品は配管の状態がすべて

下の動画は、お客様がネットで購入されたエアコンを取り付けに伺った実際の現場です。届いた品物を見ると——配管が切れていました

▲ お客様がネットで購入されたエアコン。配管が切れていた実例(エアテクチャンネル・再生264万回)

中古エアコンは、取り外し時にポンプダウン(冷媒ガスを室外機に回収する作業)が正しく行われたかで価値が決まります。雑に外された品は、ガスが抜けていて取り付けてもまったく冷えないことがあり、ガスの再充填には数万円かかります。中古を買うなら「ポンプダウン済み・配管の切断面がきれい」なものを。判断がつかなければ、新品の型落ちモデルのほうが結局安くつくことが多いです。

④ 窓口が「販売店」と「工事業者」の2つになる

万一の初期不良のとき、本体は販売店・工事は工事業者と、窓口が分かれます。運転チェックで不具合が見つかった場合に備えて、販売店の初期不良対応期間(到着後○日以内など)を確認し、届いたらできるだけ早く工事日を設定しましょう。

⑤ 古いエアコンの処分を忘れずに

買い替えの場合、古い機械は家電リサイクル法の対象です。ネット購入では引き取りサービスがないことが多いので、取り外し+リサイクル回収を工事業者にセットで依頼するのがスムーズです(取り外し4,000〜8,000円+リサイクル料金・収集運搬費が目安)。

💡 現場からのひとこと:ネット購入+地元業者の組み合わせは、順番さえ間違えなければ本当にお得です。理想の流れは「①機種を決める → ②業者に写真つきで見積もり依頼 → ③工事日の目処をつけてから本体を注文」。この順番なら、届いてすぐ取り付けられて、追加費用のサプライズもありません。

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※この記事は、エアコン工事業のフジエアーテクノ(静岡県富士市)が運営するマッチングサイト「エアいる」が、運営者自身の施工動画と現場経験にもとづいて執筆しています。